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勝つためとはいえ...

 政府の「官民人材交流センター(新・人材バンク)の制度設計に関する懇談会」は25日、首相官邸で第3回会合を開き、財務、農林水産、厚生労働各省の次官経験者4人から再就職の実態について意見を聞いた、とか。

 この会議はマスコミ公開で、インターネットテレビにも中継される。点数稼ぎの吊るし上げが始まったな、という感じである。23日の2回目会合で次官OBから出席を拒まれた経緯が新聞でも話題になっていたが、いくら元キャリアのトップとはいえ出席を求められた方々はお気の毒である。なにしろ、何を言ってもマスコミの餌食、パッパラ政府のお手柄として報道される。

 出席を拒否すれば、「省庁の抵抗」、出席して再就職について話せば、今回報道されているとおり「天下りを認めた!」と騒がれる。むろん、キャリアの生活が不眠不休の超重労働であることや、民間会社に就職した同期に比較すれば悲惨なくらい待遇が悪いことなどの大人の事情を語れば、即袋叩きである。なにをやっても非難される、元官僚が叩かれれば世間も喜ぶ、ということで選挙前の格好のPRに使われるわけだ。

 次官OBから事情を聞くのはいいとしても、マスコミ公開、テレビ中継のさなか、罪人さながらに晒し者にするのだからひどいやり方である。しかも、次官OBに聞く内容が「再就職の実態」についてである。そんなこともわからないのに国家公務員法改正案を可決させたのか?と唖然としてしまう。散々天下り、天下りと騒いでおいてそれはないだろう。

 国家公務員法改正で話題になった天下りだが、「押し付け的なあっせん」という言葉で役所が絶対悪のように定義され実のある議論はなされなかった。だいたい、「押し付け」うんぬんなんかより、「民間企業から請われて」顧問になるような輩のほうがよっぽどたちが悪いこともある。企業で有事が発生したときに先輩面して役所に顔を出すゲスな輩など、非難されるべき最悪の存在だ。

 現場職員から一片の尊敬も得られないその手の人間こそ厄介者であり、それを利用する企業もまたゲスなのである。天下り報道において、「企業は悪くない。企業にとっては迷惑でしかない。企業は天下りをお断りする。」とキレイな風を装って汚いところは全部役所に押し付けた企業側のコメントには心底不快なものを感じた。企業不祥事が相次いでいるなか、全く説得力のない言い分であるがそれをマスコミは喜んで垂れ流していた。

 天下りは人材確保の問題や、そもそも論として定義の問題、就職の自由をどこまで制限できるか等、複雑で困難な問題である。国家の根幹に関わる問題を政府の点数稼ぎなどに利用していいはずがない。しかし、現実はそのようなことが平然と行われている。悲しい現実である。
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火事場泥棒並み...

 今日チラリと見たTBSの番組「みのもんたの朝ズバッ!!」で中越地震の被災地の様子が放送されていた。この手の有害番組は見たくはないのだが朝テレビをつけてチャンネルを回しているとつい目に入ってしまう。内容は避難所となっていないお寺に避難したお年寄りに物資が届いていない、というもので、みのもんた氏はさっそく「ギョーセイが...」と胸の悪くなるようなコメントをしていた。

 安全なところでヌクヌクとしている連中が、体を張って現地で救援活動をしている行政職員を痛めつけるようなことを言う。全く信じられない。決められた避難所ですらまだ満足できるような状態じゃないのに避難所でもないところまで簡単に手が回るはずがない。

 また、避難所への物資供給が優先され、避難所以外のところがおろそかになっていたとしてもそれを責められるだろうか。皆が集まってくる避難所を優先するのは、助けられるところから助けていくという災害発生地での救援活動の基本を考えれば当然のことである。より多くの人間を救うために真にやむを得ない行為なのだ。

 むろん、避難所に来れない人たちを見捨てろと言うつもりはない。だが動ける人間には限りがある。朝ズバという番組が勝手に想像している「ギョーセイ」というのは無限大の人数を抱えておきながら動くのを嫌がって何もしない悪の組織のようだが、実際の行政組織は人員が限られており、できることから地道にやるほかないのである。だから避難所を優先する。というか、優先しなかったら何のための避難所なのかわからない。

 現地では逃げ遅れた人がいないか確認する作業も行われていると思うが、簡単に全ての世帯、全ての建物を点検できると思ったら大間違いである。朝ズバスタッフが寺に避難している人を見つけ出した?だったらそのスタッフたちがただちに水と食料を運んであげるか、避難所まで連れて行ってあげればよいのだ。行政への悪口コメントなど取らずにね。まさか、被災地をハイエナのようにうろついて「ここが悪い。あそこが大変だ」と指をさして回っているだけじゃあるまいな?

 もちろん、このような重大問題を発見したのだからTBSは大量の人員をボランティアとして現地に派遣し全世帯の無事を確認して回るに違いない。そして、見回っているうちに他のテレビ局が避難できていない人々を発見したら「TBSは何やってるんだ!」と叩かれるがそれは当然の事として受け止めることだろう。それならば筋が通る。そうでないならやはり最低番組が毒電波を放ったと理解するほかない。

 私が本当に許せないと思うのは、朝ズバという番組が、危険な場所に駆けつけたボランティア・他自治体職員・自衛隊・そして自宅や家族の心配をしながらも市民を助けるために活動している地元自治体職員たちを愚弄するような発言を垂れ流したことである。

 避難所にテレビがあるのかどうかわからないが、もし現地で汗を流して働いている行政職員が、「私たちにはおにぎり一つこない...」と苦情を述べる市民の姿をテレビでチラリとでも見たらどう思うだろう。そして「ギョーセイが...」と文句ばかり垂れるみのもんた氏の姿を見たらどう思うだろう。自分たちの活動全てが否定されたような気持になるだろう。

 被災地でアラ探しをして嬉々として報道するその姿は火事場泥棒並みに愚劣で卑怯である。このような最低最悪な3流ワイドショー番組はこの世から消えてなくなってほしい。それが世のためである。

(注)最後の2行は励ましの言葉です。

検索ワード2007上半期

 ふとカウンターを見ると30,000アクセスを突破していました。訪れていただいた皆様、ありがとうございます。そして30,000アクセス突破記念、ネタがないときの常套手段検索ワード大賞の季節がやってまいりました。皆々様がどんな検索キーワードで当ブログへ来ていただいたのか?件数ではなく印象に残ったものをあげていきたい。

 まずは当ブログのタイトル「公務員叩きにへこむ」にちなんだ「へこむ」シリーズから...。

「車 へこむ」
それは大変です。

「血管 へこむ」
それは...、大変?

「腹 へこむ」
それは...うらやましい(笑。

「国家公務員 キャリア ブログ 不満」
おしい!キャリア以外は全部正解なのに。

「公務員=悪」
世の中そんな単純じゃないと思うけどね。

「M奴隷がほしい」
あぁ、もっと叩いて!もっと理不尽なバッシングして!ハァハァ。
いやいや、違うぞ。決してそんなんじゃありません^^;。

「サンドバックの叩き方」
サンドバックとしての叩かれ方なら身をもって体験できます。

「ゴッグ ラサ曹長」
もはや定番ワード(笑。

 ひさびさに検索ワードを見てみたが楽しいものが混じっていてうれしいかぎりである。もちろん中には公務員への悪口もたくさんあり、まだまだ偏見が根強いなぁとも感じるが、当ブログとしては敢然と立ち向かって...はいかず、引き続きへこんでいきたいと思う。頼りなくてごめんなさい(笑。

タシカラシィ

 消えた年金記録の持ち主に年金を支給するかどうかを判断する年金記録確認第三者委員会の地方委員会が審査の受付を開始したそうだ。委員会のHPを見ると、「ご本人の立場に立って、申立てを十分に汲み取り、様々な関連資料を検討し、記録訂正に関し公正な判断を示すことを任務としています。」と書いてある。

 いやはやスゴイことである。これによって「不合理でなく一応確からしい」という基準により多くの人が救済されることになる。ただ、副産物として不正受給もでてくるだろう。基準が基準だけに当たり前なのだが、マスコミ各社はこの点につき「不正受給は防がねば...」とブツブツ言うだけで現実を見ようとしない。無理です。防げません。

 今回の措置はそういうものなのである。新聞には「純粋な被害者たち」しか登場しないので一般にはわかりにくいが、現実の窓口には「純粋でもなんでもない」クレーマーたちも登場する(ついでに言うと、新聞に登場する正義の告発者が、窓口では罵詈雑言を吐く問題人物だった、なんて話はこの業界では珍しくない)。そのなかの嘘のうまいロクデナシも一緒に納付記録が訂正される。

 救う網の目が細かすぎるので変なのも一緒にすくってしまう、というわけだ。ま、いい意味で救われる人もいるだろうし、それが良いとか悪いとかの話は置いておく。ただ副産物が出ることを考えると原因追求と責任を明らかにする仕事はキッチリとやってほしいものだ。

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ただのぼやきです

 マグロ加工会社の「北州食品」が賞味期限切れの原料約2.3トンを混ぜた業務用のネギトロ材料「マグロすき身」を2006年10月から07年3月にかけてスーパーなどに出荷していたことが7月5日、ニュースになった。

 健康被害の報告はないという話だが、このような行為に及んだ理由が「マグロが高騰し、工場がコスト削減のため賞味期限切れの原料を混ぜた」というのだから呆れたものだ。牛肉に豚を混ぜてもおいしくなる分許せるが(許せないかw)、賞味期限切れの材料を使われては話にならない。

 消費者への嘘がどれだけ世間から非難されるかは、北海道の肉屋を見れば一目瞭然である。しかしこのニュース、ちょっと報道されただけでその後さしたる追及はない。世話になった会社の悪口を撒き散らす元社員はでてこないし、行政のせいにする狂った報道もない。

 被害の規模が違うので比較しにくいのだが、コスト削減を理由に消費者をだました北海道某社と比べて扱いがとてつもなく小さい。刑事事件に発展していない分、盛り上げりに欠ける面もあるとは思うが、やはりただの下請会社とマルハグループ本社の子会社では扱い方が異なるということか。6月に散々、食の安全だの消費者への信頼回復だの言って騒いでいたのはなんだったのだろう。

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Hamras

Author:Hamras
職業 国家公務員(ノンキャリア)

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